人生計画って何の意味があるのだろうか。
Knocked Up
監督:ジャド・アパトー
出演:セス・ローゲン
キャサリン・ハイグル
レスリー・マン
ポール・ラッド
あらすじ
感じたこと
アメリカっぽさ満載の下品なドタバタコメディなのだが、根底には、「愛とは何か?」「夫婦とは?」「結婚生活とは?」といった非常に深いテーマがあって、馬鹿々々しくも、温かい気持ちになれる、とても素敵な映画だ。
私は、古いタイプだから、所謂、”できちゃった婚”には反対だ。
児童虐待や離婚などの原因の1つが、”できちゃった婚”だと言ったら、言い過ぎだとは思うが、氷山の一角ではないとは言い切れないだろう。
私は、物事で大事なのは、「過程」だと信じている。
準備することで、成功に近づくのはもちろんだが、準備する時間や行為が、人を成長させると思っているのだ。
この映画の主人公ベンは、女性にモテたこともなく、また、誰からも期待されたことがない。
そんな男だからこそ、子供が生まれるまでの短い期間に、夫であること、父親になることを自覚し、男として、人として、モーレツに成長する。
無計画ではあるが、決して、無責任ではないのだ。
”できちゃった婚”ではあるのだが、ベンは、きっと、いいパパになるに違いない。


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